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マーケティング用語

広告で利益を出すためには、「利益から広告費を逆算し、その広告費で何クリック買えて、何件コンバージョンを獲得できるか」を計算することが重要

要点整理

① 広告で使える金額を決める

まずは利益から広告費の上限を計算します。

広告費として使える金額 = 売上 − 利益として残したい金額

つまり、「利益を確保した上で、広告にいくら使えるか」を決めます。

② 必要なクリック数を求める

必要なコンバージョン(購入や問い合わせ)が決まっている場合、

必要クリック数 = 必要コンバージョン数 ÷ CVR

  • CVR:5%
  • コンバージョン:20件欲しい

20 ÷ 0.05 = 400クリック必要

③ 必要な表示回数(インプレッション)を求める

クリック率(CTR)が分かれば、

必要インプレッション = 必要クリック数 ÷ CTR

  • CTR:2%
  • 必要クリック:400

400 ÷ 0.02 = 20,000回表示

④ 支払えるクリック単価(CPC)を求める

最後に、

クリック単価 = 広告費 ÷ 必要クリック数

  • 広告費:40,000円
  • 必要クリック:400

40,000 ÷ 400 = 100円

つまり、
「1クリック100円以内なら利益が出る」
という判断ができます。

重要概念

概念意味なぜ重要か
CPC1クリックあたりの広告費広告のコストを管理するため
CTR広告が表示された人のうちクリックした割合広告の魅力度を測る指標
CVRクリックした人のうち購入・問い合わせした割合サイトの成果を測る指標
コンバージョン(CV)購入・問い合わせなどの目標達成広告の最終目的
インプレッション広告が表示された回数広告がどれだけ露出したか
CPA1件のコンバージョンを獲得するための費用広告効率を評価する代表指標
品質スコアGoogle広告が広告の品質を評価した指標高いほど広告費を抑えやすい

全体の流れ(このページで一番伝えたいこと)

広告運用では、次のように逆算して考えます。

利益

広告費はいくら使える?

何件コンバージョンが必要?

何クリック必要?(CVR)

何回表示される必要がある?(CTR)

クリック単価はいくらまで払える?(CPC)

つまり、

利益 → 広告費 → コンバージョン → クリック → 表示

という順番で考えるのがポイントです。

具体例

例えば、ネットショップで商品を販売するとします。

  • 商品価格:10,000円
  • 利益として残したい金額:6,000円

→ 広告費に使えるのは 4,000円

さらに、

  • 欲しい購入数:10件
  • CVR:5%
  • CTR:2%

逆算すると、

  • 必要クリック数 = 10 ÷ 0.05 = 200クリック
  • 必要表示回数 = 200 ÷ 0.02 = 10,000回表示
  • 支払えるCPC = 4,000 ÷ 200 = 20円

つまり、
**「クリック単価が20円以下なら利益を維持しやすい」**という目安になります。

関連知識

  • CPA(顧客獲得単価)
    • CPA = 広告費 ÷ コンバージョン数
  • ROAS(広告費用対効果)
    • 広告費に対して売上がどれだけ得られたか
  • 広告ファネル
    • 「表示 → クリック → コンバージョン」の流れを分析し、どこを改善すべきか考える考え方