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Shopify AI Toolkitで商品登録を自動化
今回は続編として、「実際に商品登録をどう運用するのか」をまとめます。
単に「AIで商品登録できる」ではなく、
- どういうデータ構成にするのか
- どこまでAIに任せるのか
- 何を事前整理しておくべきか
まで含めた実運用寄りの話です。
🧠 この仕組みでできること
例えば Claude に、
「オレンジジュースとみかんジュースを登録したい」
と伝えるだけで、
Claude が壁打ちしながら必要情報を確認し、CSV作成から登録準備まで進められます。
全体像はこんな流れです。
「〇〇を登録したい」と伝える
↓
Claude が不足情報を確認
(価格・タグ・在庫・説明文など)
↓
Claude が products.csv を生成
↓
画像だけ手動で配置
↓
スクリプト実行
↓
Shopify に登録完了
つまり、
「CSVを人間が頑張って作る」
のではなく、
「AIと会話しながら登録データを整理する」
方向に近づいています。
⚙️ 実際の登録フロー
商品登録は、ざっくり6段階です。
① データ準備
↓
② ストア接続・認証
↓
③ コレクション登録
↓
④ 商品登録
↓
⑤ 画像アップロード
↓
⑥ メタフィールド登録
📦 重要なのは「登録前のデータ整理」
ここがかなり重要です。
実際に触ってみると、
「AI Toolkit がすごい」
というより、
「登録前のデータ整理が超重要」
という感覚でした。
データが整理されている場合
- AIが迷わない
- CSV生成が速い
- 修正が少ない
- 再利用しやすい
データが雑な場合
- AIが推測し始める
- タグがブレる
- 商品タイプが揺れる
- 手戻りが増える
なので、
AI Toolkit = 魔法
というより、
「整理されたデータをAIが高速処理する」
イメージの方が近いです。
📁 フォルダ構成
基本構成はこんな感じです。
project/
├── assets/
│ └── products/
├── data/
│ ├── products.csv
│ ├── collections.csv
│ ├── metafields.csv
├── scripts/
│ ├── upload-images.mjs
│ └── register-metafields.mjs
└── reference/
ポイント
data/
登録データ置き場。
assets/products/
商品画像。
scripts/
画像アップロードやメタフィールド登録を自動化。
📄 products.csv がかなり重要
商品登録の中心になるのが products.csv です。
最低限必要なのは:
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Handle | 商品ID |
| Title | 商品名 |
| Body (HTML) | 商品説明 |
| Type | 商品タイプ |
| Tags | タグ |
| Variant Price | 価格 |
| Variant SKU | SKU |
| Variant Inventory Qty | 在庫 |
| Image Src | 商品画像パス |
特に重要なのが:
Handle
商品の一意ID。
Type
コレクション自動振り分けに使う。
Image Src
画像フォルダとの紐付けに使う。
🖼 商品画像は「置くだけ」
面白いのがここです。
画像アップロード時は、
assets/products/01-handle-name/
みたいなフォルダ構成に画像を置くだけ。
例えば:
assets/products/01-dripbag/
├── main.jpg
├── lifestyle.jpg
└── detail.jpg
するとスクリプト側が:
- Handle
- 商品ID
- 画像順序
を自動で解決してくれます。
つまり、
「Shopify管理画面で1枚ずつアップロード」
が不要になります。
🔌 ストア接続はトークン不要
接続時は、
Authenticate my Shopify store for the Shopify AI toolkit
と Claude に入力するだけです。
以前必要だった:
- カスタムアプリ作成
- API token管理
などが不要になっています。
📍 ロケーションIDは毎回確認必要
ここは少しハマりポイントでした。
在庫登録時は、
「どの倉庫に在庫を入れるか」
を示す locationId が必要です。
GraphQL で取得します。
{
locations(first: 5) {
edges {
node {
id
name
}
}
}
}
注意点
ロケーションIDは:
- ストアごとに異なる
- 使い回し不可
です。
🧩 コレクション登録
collections.csv を読み込み、
自動コレクションも作れます。
例えば:
| Handle | Title |
|---|---|
| coffee | コーヒー |
| tableware | 器と道具 |
振り分け方法
主に2種類あります。
タグベース
シンプル。
商品タイプベース
タグを別用途に使いたい時向け。
実際かなり重要なのが、
PRODUCT_TYPE ではなく TYPE
を使う点です。
ここ結構ハマります。
🚀 商品登録は productSet を使う
現在は productCreate ではなく、
productSet
を使います。
理由
productCreate は古い仕様寄りだからです。
⚠️ 実際かなりハマったポイント
/plugin が動かない
原因:
チャット欄に貼っていた。
正解:
ターミナルで実行。
在庫登録できない
原因:
locationId 不明。
コレクションエラー
原因:
PRODUCT_TYPE を使っていた。
正解:
TYPE
メタフィールドが表示されない
原因:
定義作成だけでは不足。
「ピン止め」も必要。
🧠 AI Toolkitで感じたこと
実際触ってみて感じたのは、
「AIが全部自動でやる」
というより、
「AIと一緒にECデータを整理する」
感覚に近いこと。
特に:
- CSV整理
- 商品説明補助
- タグ整理
- Type統一
- SEO補助
との相性がかなり良いです。
👨💻 フリーランス・制作者目線だとかなり強い
特に良いと思ったのが、
「別ストアへ横展開しやすい」
こと。
例えば:
- CSV構造
- スクリプト
- フォルダ構成
をそのままコピーすれば、
別案件でも再利用できます。
つまり、
「Shopify制作の運用テンプレ化」
にかなり向いています。
📌 まとめ
Shopify AI Toolkit を使うと、
商品登録は、
「管理画面で手作業」
から、
「AIと会話しながらデータを整理して登録」
へ変わっていきます。
特に重要なのは、
- products.csv
- フォルダ構成
- Type設計
- 画像整理
などの「事前設計」です。
AI Toolkit は、
単なる商品登録ツールというより、
「Shopify運用を構造化する仕組み」
に近いと感じました。